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□反復と断絶 [textes/思考] 2009/11/15
フロイト-ラカンが重要な概念として強調する「反復」とは、反復強迫、まずは「外傷の反復」である。フロイトは「快楽原則の彼岸」(1920)の中で、主体にとって疎ましく、破壊的なものであるような外傷の記憶...
□転生願望 [textes/notes/雑記] 2009/11/8
日本民俗学の名著、宮本常一『忘れられた日本人』(1960、岩波文庫)を読んだ。 有名な本だが、今まで読んでなかった。しかし、これを若い頃読んでしまったとしたら、たいした感慨もなく、あっさりと通過し...
□フロイトの症例研究 [textes/批評/哲学・思想] 2009/10/20
かつて、その読解困難さが名高い『エクリ』に辟易させられたが、ジャック・ラカンにもう少し挑戦しようと思い立ち、そうするとフロイトも改めて読み込まないとならないということになった。 ジークムント・フロ...
□装甲する身体 [textes/思考] 2009/10/5
自己の身体を、意識された不特定の他者たちの視線中にさらすことは、自己イメージを意図的に再構成して対象化しなおし、もう一つの視点からそれを眺める、といった自己分裂の営みにつながっていくことになるだろう...
□目の前の三重奏 [textes/notes/雑記] 2009/9/24
割と近場で、安くピアノ三重奏が聴けるクラシック・コンサートがあって、(出不精の私には珍しく)行ってみた。 3楽器以上の室内楽コンサートは、そういえば、初めてかも。 演目はハイドンとメンデルスゾー...
□坂を越える [textes/notes/雑記] 2009/9/23
今日でとうとう40歳になってしまった。 自分がここまで生き延びてくるとは思っていなかったので、なにやら意外で、気が抜ける感じだ。 自殺したり、事故にまきこまれたり、急激にガンに襲われたりしなくて...
□倉木麻衣「ALL MY BEST」 [textes/批評/音楽] 2009/9/13
デビュー10周年を迎えた倉木麻衣が、5周年目の「Wish You The Best」(2004)に続く2つ目のベストアルバムを出した。早速限定盤「ALL MY BEST(初回限定盤)(2CD+DVD...
□残虐な集団 [textes/notes/雑記] 2009/8/15
なんとなく骨休めにと、「ダライ・ラマ自伝」(山際素男訳、文春文庫)を読んでみた。 1950年以降、共産党中国によりチベットが侵略され、おそろしい暴行・大量虐殺・陵辱・文化の蹂躙の限りが尽くされ、ダ...
□神話としての音楽の可能性 [textes/notes/雑記] 2009/8/14
作曲行為を封印してしばらく経った。前作「マーヤ―」は濃密ではあるが失敗作|駄作だった。それは「ただのフュージョンにすぎない」ものだったと現在の私は考える。一方、その前の作品「かけら、羽のように」は、...
□頑迷さとしてのヘーゲル [textes/批評/哲学・思想] 2009/7/26
&o ヘーゲルの歴史哲学については、もう読んだものとずっと思ってきたのだが、最近になってそうではないことに気づいた。そこでようやく岩波文庫の上下2分冊『歴史哲学講義』(長谷川宏訳)を買い、読...
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