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□クロード・ドビュッシー [textes/批評/音楽] 2003/9/6
Debussy, Claude (1862-1918)
音楽における「印象派」を体現した、音楽史における真の革新家。 自らの音感覚を基準に据えて、徹底的に自由に書いた作曲家だ。 ドビュッシーは音そのものを探して旅に出る。誰も知らない海に向かって。 このよう...
□フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー [textes/批評/文学] 2003/9/6
Dostoyevski, Fyodor Mikhailovich (1821-1881)
くろぐろと重い文体で、とにかく重量的に迫ってくる。心理描写も非常に鋭く、人物たちが生きて動いている。作品は重層的で、読むものの心をかき乱すようなところがある。 ドストエフスキーのキーワードは「意識」だ...
□ジャン=フィリップ・トゥーサン [textes/批評/文学] 2003/9/6
Toussaint, Jean-Phillipe (1957-)
簡素で味の深い、不思議な世界。 ユーモラスで、実験的。 非常におもしろい作家だ。 ムッシュー (1986) なんだかとぼけてて瀟洒な味わいで、一見お洒落な感じだが、そのテキストは練りに練られ、削りに...
□マイルス・デイビス [textes/批評/音楽] 2003/9/6
Davis, Miles (1926-1991)
なんといっても、ジャズを牽引してきた、強烈なカリスマである。全身からかもし出すダークな雰囲気が「ジャズ」のイメージを決定している。彼のエクリチュールの特色は音を節約することで、それらの音の価値を十全...
□フィリップ・K・ディック [textes/批評/文学] 2003/9/6
Dick, Philip K. (1928-1982)
(少し昔の)SF小説にありがちな小道具を乱費する傾向があることから、 「いかにも」なSF小説家かといえば、読んでみるとそうでもない。 本人はずっと純文学を志していたらしいのだが、結果的には、思うに、...
□武満徹 [textes/批評/音楽] 2003/9/6
Takemitsu Toru (1930-1996)
武満の音楽はうねうねとしたざわめきをともなう静寂のなかに、自然そのもののように屹立する。 実験性やら方法論やらは問題ではない。 美を射抜こうとするその姿勢、まっすぐな視線がラジカルなのだ。 なるほど...
□武田泰淳 [textes/批評/文学] 2003/9/6
Takeda Taijun (1912-1976)
泰淳の文学世界は不気味だ。 技巧は決して優れていない。不器用で、ぞんざいな所もある。 だが、そこに現出する混沌とした世界は、不思議な重さを持ち、存在のリアリティをも抱え込んでいる。 何か得体の知れない...
□フェルディナント・ド・ソシュール [textes/批評/哲学・思想] 2003/9/6
Saussure, Ferdinand de (1857-1913)
私のサイトの名前について触れておこう。 思想辞典とかで「シーニュ」について調べると、ソシュールの名が出てくる。 シニフィエ・シニフィアンとかいう、一般の人にはちょっとわかりにくい言葉で説明されている。...
□アレクサンドル・スクリャービン [textes/批評/音楽] 2003/9/6
Scriabin, Alexander (1872-1915)
スクリャービンは音楽史の異端児だが、なかなか魅力的な音楽性を持っている。 人格面ではサティなどとは違う意味で非常な変人と思われるし、ニーチェっぽいところもある。その音楽は感触的な音組織を積み上げ、恍惚...
□シュルレアリスム [textes/批評/文学] 2003/9/6
Surrealisme
アンドレ・ブルトンの主導による、フランスを中心としたモダニズムのひとつの核をなす、極めて壮大な芸術革命運動。その持続性はおそらくブルトンのカリスマ性によるものだろう。 シュルレアリスムの領域は文学か...
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