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思考 [批評] 自作解析 notes すべて


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  1. カロル・シマノフスキ [textes/批評/音楽] 2003/9/6

    Szymanowski, Karol (1882-1937)

    ショパン、スクリャービン、バルトーク、印象派などをあわせたような独特の音楽で、特に中期の作品が美しい。その和声は複調をも取り入れており、興味深い。また、対位法に関しても積極的に取り入れている。 シマ...

  2. アルノルト・シェーンベルク [textes/批評/音楽] 2003/9/6

    Schoenberg, Arnold (1874-1951)

    完全に従来の調性と離れた音楽語法を確立した人物。 しかしその音楽は表現的であり、かつ、知的で精巧をきわめており、美しい。 初期の「グレの歌」などは、後期ロマン派の濃密な表現を十分に体得したもので、この...

  3. ヘンリ・ジェイムズ [textes/批評/文学] 2003/9/6

    James, Henry (1843-1916)

    H・ジェイムズは異様に密度の濃い文体で、できごとを曖昧に描きあげる。その曖昧さ、難解さ、不可知性が20世紀にふさわしい。 曖昧なのは、特定の人物の「視点」を通してしか事象が姿を表さないためである。 ...

  4. エリック・サティ [textes/批評/音楽] 2003/9/6

    Satie, Erik (1866-1925)

    サティがいま生き返ったら、自分の音楽が毒を抜かれ癒し系の音楽として愛されていることを知り、怒りのあまり失神するに違いない。 「家具の音楽」思想は(どうしてもマティスの「装飾としての絵画」を想起してし...

  5. 坂口安吾 [textes/批評/文学] 2003/9/6

    Sakaguchi Ango (1906-1955)

    安吾は魅力的だ。そのたくましくしなやかな身体が魅力なのだ。 決して技巧に優れた小説家ではないし、革新的な方法をもたらしたわけでもない。にもかかわらず、彼の小説は今読んでも面白いし、エッセイは刺激に満...

  6. 転身と失墜:倖田來未「恋のつぼみ」 [textes/批評/音楽] 2006/5/31

    倖田來未試論・2

    あいかわらず倖田來未の音楽を聴き続けているのだが、やはり、この人のCDは最初のものが一番よくて、最近のものほど出来がよくない。 最新のシングルという「恋のつぼみ」もやはりダメだった。(TV番組で聴い...

  7. ジャン・コクトー [textes/批評/文学] 2003/9/6

    Cocteau, Jean (1889-1963)

    極めて多才なこの人物は、近代フランスのモダニズムのある局面を代表している。当時フランスを席巻していたダダ・シュルレアリスムや末期ロマンティシズムからは遠く離れた場所で、知的であたらしい美の感覚と鋭い...

  8. パウル・クレー [textes/批評/美術] 2003/9/6

    Klee, Paul (1879-1940)

    20世紀のもっとも魅力的な画家の一人。 クレーは形象を、頭の中で自在に動かし、配置しなおす。その幻想的な映像は、緻密な理論に基づいて考え抜かれ、隙がない。 あのしぶくて深い色調は、おそらく努力の末に...

  9. グレン・グールド [textes/批評/音楽] 2003/9/6

    Gould, Glenn (1932-1982)

    グールドのバッハに出会わなければ、私は対位法の世界に深く踏み込もうとはしなかったろう。この人のバッハは、今でも、私にとって特別な意味を持つ音楽だ。 クラシック界において極めて異色な変人ピアニストなの...

  10. スティーヴン・キング [textes/批評/文学] 2003/9/6

    King, Stephen (1947-)

    キングの面白さは心的なエクリチュールがかなりのリアリティをもっていることに起因すると思う。ほとんどの作品が映画化されているらしいが、ホラー映画は見る気がしない。キングの良さは小説としての質の高さにあ...

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