[ 「現代的」であること ]へのコメント
textes/notes/音楽
インターネットが社会も芸術も新しいステージに運ぶのだろうと思っています。僕も現代音楽を聴き始めた理由はポップスとインターネットでした。メタルを聴き続けて「もっと音の多い曲は無いのか?」と検索した結果がマイケル・フィニスィーでした。当時は長調でも短調でもない曲があることに驚き、十二音技法・セリーと言う言葉は魔法の様に聞こえました。
この様な人間が世界中に数え切れないほどいて、これから彼らはSNS等で繋がり始めるのではないか、と思っています。
そうした時に表現されるべきはインターネット的で雑多なホワイトノイズの世界だと思います。クセナキスはそういった意味で非常に現代的だと思う作曲家です。
(11/10/2 20:47)
Res
riottherrunnerさん、こんばんは。
「音の多い曲」で検索してフィニスィーが出てくるというのは凄いですねw
インターネットの世界がノイズ化していくというのはわかります。ただし、全面的にノイズ化された状態というのは、たぶんエントロピー歳大になり、方向性も何もない、灰色のどんよりした世界かもしれません。
クセナキスの場合はノイズ的な和音を多用しても、くっきりとした幾何学性が浮き出てくるような気がします。
ノイズまみれな中に生き続ける歌、というイメージはなかなか美しいですね。
(11/10/2 20:59)
Res
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