コミュニティへ
textes/notes/雑記
written 2010/1/26
3年前の「メランコリー」状況の際、その前後にちょうど私はmixiや、音楽系を含めた各種SNSに加入し、ネット・コミュニティ・サービスの上で戯れていた。
その後、mixiが例の「著作権」騒動を引き起こし、それを口実にして、私はいったん「コミュニティ」から離れることにした。
ところが最近、そういった「コミュニティ」にもう一度復帰してみようかな、と思い始めている。
要するに「寂しくなった」のだが、最近復活したメランコリー状況と直接関係しているように思える。
「コミュニティ」に属すること、どの程度の親密さかはさておいて、とりあえず複数の他者と「つながり」、自己を「つながり」イメージの中にひたし、そのぬるさの中を漂流すること。
要するに、自己と世界とが未分化であった時代、すなわち母の胎内や、出生直後の母-子の双数的関係への、回帰願望。未分化であることの、心地よさ。
共同体幻想にゆるやかに安息しようとするこうした傾向は、日本人文化の特徴でもあるだろう。したがって精神分析的にいえば、(こんにちの)多くの日本人はエディプス・コンプレックスを乗り越えていない・乗り越えようとしない傾向があるのかもしれない。
私はいったんコミュニティを離れ、孤立したサイト(当サイト)に閉じこもろうとしたのだが、ネット上でも旧知の方々が去っていき、強い孤独感を感じざるをえない。そんなことはとっくに想定内であったが、3年前とおなじようなメランコリー状況が復活している現在、一人でいるとときおり希死念慮が湧いてくる日々は、やはり灰色すぎる(死の想念がやりきれないのではない。死ねないこと/選択や行動が不可能だということがやりきれないのだ)。作曲は気を紛らすにはいい方法だが、やりすぎるとまた辛くなってくるので、今は休養中だし。
そこで「父の名 Noms-du-Père」(母子の双数関係を破壊するもの)から再び逃走し、母の胎内に甘えにいくことにした。とりあえず今は自分に逆らわず、好きなようにさせておいてやろうかと。
目下関わっているコミュニティは以下のとおり。
mixiに復帰してみたかった最大の理由は「倉木麻衣さんのマイミクになること」だったが(笑)、これはすでに実現した。
あと、音楽SNSの「wacca」に入りたいんだけど、何度入会申請をフォームでやってもメールが来ない。拒否られてるのかな?
さびしがりの私に、どうぞみなさん話しかけてください。
<feeedback>
■ この記事はいかがでしたか?
4 point / 投票数 2 ####
2206614