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アンドレ・ブルトン

textes/批評/文学

written 2003/9/6


Breton, Andre (1896-1966)

シュルレアリスムの主唱者。
シュルレアリスムとはブルトンそのものであったようにすら見える。
自動記述法自体はそんなにおもしろいものではないが、 それを取り出してみせる手つきが衝撃的。

ナジャ (1928)

シュルレアリスムの最も美しい小説。
作品の大半は何かを示唆するシーニュの羅列であり、シュルレアリスムとは理論化されえないシーニュの発見の方法化ではなかったか、と思われる。
しかし、主人公ナジャの存在感が美しい。

通底器 (1932)

シュルレアリスムの「方法」の深まりが読み取れて、興味深い。


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