[ サウンド志向の時代にさからう ]へのコメント
textes/notes/雑記
いつも拝読させて頂いております。
MIDI/MP3の対比は面白いトピックだと思いました。ただ、90年代でもROMカートリッジなどを使用した《サウンド》の伝播はありました。極端な反駁を許してもらえるのならば、20世紀=レコードの世紀のはじめから、コンポーザーは記譜を越えた《サウンド志向》の想像力を求められる様になったとは思うのですが。
エレクトロニカはその極北ですよね。佐々木敦などのテクノ/ミュージック・コンクレート論なども援用できるトピックではないかと思います。
(12/9/22 22:28)
Res
自分でも何が言いたいのかよくわからない駄文を読んで下さってありがとうございます。
> 極端な反駁を許してもらえるのならば、20世紀=レコードの世紀のはじめから、コンポーザーは記譜を越えた《サウンド志向》の想像力を求められる様になったとは思うのですが。
そうですね、西洋音楽の文脈でいうとレコードやラジオの出現は革命だったと思います。ネットの普及は第2の、さらに致命的な変革ですね。
エレクトロニカでも、私の好きなオウテカなどを聴くと「エクリチュール」のほうを強く感じるのですが、若い人たちがめざしているサウンド、ニコニコあたりで競われている音楽の傾向は、どこか「エクリチュール」の密度が抜けているように感じられて、自分のなかでは不服なところがあります。
まあ、単なる時代遅れのオヤジのたわごとですね。
(12/9/23 05:50)
Res
2229456